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俺と彼女のリモートデート 男1 女1



配役 男:

   女:


 


「俺さ、最近先生に叱られてない。えらい?」


「はあ...学校が夏休み中だからでしょ」


「バレたか」


「くだらないこと言ってないで、さっさと宿題終わらせちゃいなさい」


「もう半分終わったからよくない? デートしようよデート!」


「おい。もう半分はどうした。デートは...宿題終わった後でね」


「うわー、今のツンデレ具合超良い! 俄然やる気でるわー。

じゃあ、すぐに終わらせるから明日駅前に10時待ち合わせね」


「もちろんリモートデートね。楽しくおしゃべりしましょ」


「おおう...わかってて言ったけど言われると辛い」


「今はまだしょうがないでしょー」


「宿題終わったらご褒美で、部屋デートとかは?」


「じゃあそれ今から30分以内に終わらせて」


「いやそれむちゃぶりが激しい!」


「こないだの中間テスト、90点以上でご褒美あげるって言ったら

93点叩き出したくせに。宿題も、要はあんたやる気の問題でしょ」


「あ!!」


「え? なに」


「そうだ思い出した! ご褒美が手作りクッキーってなんだよ! もっとこう

...エロいのを期待してたのに!」


「ばっ...高校生のうちは、そそそーゆーのだめだから!」


「えー。委員長かよ」


「委員長じゃなくて先生です! 良いから宿題やっちゃいなさい!」


「宿題今日中に終わらせたらエロいこと...」


「は?」


「...今度クッキー焼いてくれる?」


「いいわよ」


「あー。早く終わんねえかな~」


「夏休み?」


「学校。卒業して、リモートデートからも卒業したい」


「...卒業したら、初デートで手を繋ぎましょう」


「俄然やる気出てきた!」


「待ってるから早くしなさいね」






台本:やえ








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